六等星の瞬き

ひっそりと本(児童書)について書きます。たまに雑記も。

2020-01-01から1年間の記事一覧

神戸のジャイアントパンダ「タンタン」の返還(帰国)について思うこと

2020年8月現在、日本には3施設に10頭のジャイアントパンダがいます。上野動物園、和歌山県の白浜にあるアドベンチャーワールド、そして兵庫県神戸市の王子動物園。大都会のオアシスで常に大混雑の上野、赤ちゃんパンダが次々と誕生する白浜に比べ、神戸のパ…

【魔界長編】『黒魔女さんと黒魔術の王』6年生編11巻【感想】

10巻の強烈な引きからの最新刊。軸となる展開は今までになく新鮮で、純粋に面白く、先が気になった巻。当たり巻だと思いました。 目次のテンションでギャグっぽく見せかけているけれど、実際はオカルティズムを感じさせる冒険編ですね。次巻の内容によっては…

吹奏楽コンクールの中止&管楽器演奏について思うこと

2020年全日本吹奏楽コンクールが中止になりました*1。 新型コロナウイルスの感染拡大防止で春の演奏会中止、部活の制限や休校措置で多少の影響が出ることを予想して、2月初旬に前記事を書きました。ただ、このときは中止の事態になるとまでは考えていません…

ブログの近況と、ちょっと脱線話。

児童書ブログなのに、最近なぜか『マノン・レスコー』(プレヴォ)あらすじと感想 - 六等星の瞬きの記事がアクセスのトップにあるという状況です。マノン・レスコーがどっかで上演されているのか⁉流行か⁉とも思ったけれどそういうわけでもなさそうです。唯一…

【黒魔女さん魔界長編】『黒魔女さんのハロウィーン』5年生編7巻【感想】

黒魔女さんが通る!!(石崎洋司作、藤田香絵)シリーズの中で読者人気が高いであろうハロウィーン。 6巻からの流れが本当に最高!師弟愛あり、魔界の権力闘争あり、大人の悲恋あり、友情ありの盛沢山、主人公チョコの真骨頂が発揮されるシリアス長編です。 魅…

名木田恵子作、武田綾子絵『天使のはしご』(全5巻)青い鳥文庫の隠れた名作

『天使のはしご』という青い鳥文庫シリーズをご存知ですか? 2002年に初版発行されたシリーズなのですが、愛と赦しを描き切る超名作なのです…。対象年齢小学校高学年からですが、容赦ない展開が繰り広げられます。残酷な運命に傷つき、苦しみながらも生き抜…

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